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証券用語解説集(野村證券)   証券用語(東京証券取引所)
入門編

『株式投資』と聞くと、みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか? 『なんだか難しそう』とは思いつつ『ほんとうに儲かるのならやってみたい』といった 人が多いのではないでしょうか?

最近ではテレビでも証券会社のCMが流れるようになり、 しきりに『資産運用』『自己責任』と騒がれるようになってきました。 とはいえ、まだまだ日本人で株式取引を行ってる人は少ないでしょう。

自己責任の考え方が徹底しているアメリカでは、普通の主婦の人でも 株式や先物・デリバティブを駆使して投資しています。

長引く不景気で終身雇用が崩れ、年金もあてにできない今の日本では、 自分の資産は自分で増やすしかないと思います。 株式投資は確かにリスクは高いですが、リスクを取らずしてリターンはありません。 ここはひとつ、しっかりと勉強して、老後の資産形成を考えてみるのはいかがでしょうか?

ここでは、投資初心者の方でもわかりやすいように、 株式口座の作り方から紹介して行きたいと思います。

なお、野村證券様と、東京証券取引所様の用語集へリンクを張らせて頂いています。 本文中で難解と思われる用語には極力リンクを張るようにしていますが、 不明な点があった場合、用語集でお調べください。

はじめての株取引

「とりあえずこれだけ知っていれば株取引が始められる」 という必要最低限の事を説明します。 「百聞は一見にしかず」 色々な書籍を読んだり、株取引シミュレーションも大事ですが、 小額でもいいので実際に取引をしてみるほうが、習得は早いと思います。

■ 証券口座を作る

株を買うためには、まず証券会社に口座を作らなければなりません。 証券会社はたくさんあるので、始めはどこにしようか迷うと思います。 証券会社を選ぶ時の判断基準は人によってさまざまなので、証券会社の比較を しているサイト(Gomez比較.com) や、当サイト内の 証券会社比較表などをご参照ください。

オンライン証券会社は、ほとんど口座管理料が無料ですが、会社によっては 月1,000円程度取られる所があるので、注意が必要です。 はじめは、取扱商品が多く手数料の安い E*トレード証券 や、ミニ株が買えるマネックス証券、 サイト完成度の高い 日興ビーンズ証券 などがお勧めです。

■ 証券口座に入金する

証券口座を開いたら、次は証券口座への入金です。 口座開設した証券会社に、入金用の口座が作られるので、その口座宛に入金します。 振込手数料は、個人→証券会社は個人負担、証券会社→個人は、証券会社負担の所が多いようです。 証券会社によっては、指定の銀行との間で即時入金サービスを提供している所もあり、 その場合、振込手数料は、両方とも無料となるので、利用するとお得です。

即時入金サービスは、 みずほ銀行や、 ジャパンネット銀行 郵便貯金「ぱるる」などに口座があると利用できますが、利用する際は、別途証券会社に 申請が必要となります。

■ 銘柄選び

株の取引をする前に、まず、どの銘柄を買うのかを選ばなければなりません。 はじめは多くの人が「上がる株を買う!」と思うでしょう。 しかし、そう簡単に上がる株が分かるのであれば、苦労はしません。 銘柄を決めるときの判断は、千差万別です。始めのうちは、 「有名企業だから」とか、「いつも使っている商品を作っている会社」などでもいいと思います。 投資指標などは、だんだんと覚えればいいのですから。

そこで、ここでは視点を変えて、始めのうちは買うのを控えたほうがよい、リスクが大きい銘柄をいくつか挙げておきます。


また、株に関するメールマガジンなどを取ってみるのも一つの手かと思います。 明日の売買推奨銘柄 では、いろいろな投資手法による買い時、売り時を 紹介してくれるので、初心者の方には、いい研究材料になると思います。

■ 株式の買い方

買う銘柄が決まったら、次は買う株数を決めます。 株は企業ごとに 単元株数 というものが定められており、その株数以下での売買はできません。 例えば、株価100円、単元株数1,000株だとしたら、100*1,000=100,000円 単位でしか取引できません。 ただし、ミニ株などでしたら単元株数以下でも売買可能です。

注文方法には「指値注文」と「成行注文」があります。 「指値注文」は、指定した値段以外では買いません。 「この値段以上では買えない」といった時に指定します。 売買代金が小額であれば、指値注文のほうがよいでしょう。 「成行注文」は、値段はいくらでもいいので買う、という注文です。 例えば、現在値が100円で、130円で指値で売り注文を出している人がいる時に 成行注文を出すと、130円で買えます。 成行注文は、指値注文よりも優先されます。 どうしても買いたいとき、また売買代金が多額の時などに使用します。

注文が済んだら、あとは約定(やくじょう)するのを待つだけです。 約定とは、自分が出した買い注文が成立したことを指します。 証券会社によっては、約定通知メールサービスを行っているところも あるので、利用するのもいいでしょう。

■ 株式の売り方

保有株を売却する時の注文方法、単元株数については、買い注文の時と同じです。 どうしても換金が必要なときは成り行きで、そうでなければ高い値段の所で指値 で注文を出しておけばいいでしょう。 株式投資を始めた頃は、買うのは比較的すんなりできると思います。 しかし、いざ「売る」となると、欲が絡んでくるので、なかなか難しくなります。 よく言われている格言で「損きり素早く、利は伸ばせ」というものがあります。 買う前の予想通り、株価が上がったらなるべくホールドし、 予想に反して下がり始めたら損をしてでも売れ、という意味なのですが、 始めのうちは損失を確定する事に、かなりの抵抗を感じることでしょう。

損切りを全くしないで成功しているトレーダーの話は聞いた事がないので、 予想に反して相場が動いた時に、いかに迅速に損切りできるかが、 成功のキーポイントになってくると思います。

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