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証券用語解説集(野村證券)   証券用語(東京証券取引所)
仕掛け

仕掛けのタイミングには、テクニカル面から計る方法と、ファンダメンタル面から計る方法などがあります。 トレードには、買いから入る場合と、売りから入る場合がありますが、 ここでは説明の簡略化のため、買いから入るトレードを前提として説明を進めます。

■ テクニカル面から仕掛けタイミングを計る

テクニカル面から仕掛けタイミングを計る方法は、 『株価や出来高が、ある特定の状態になったとき』を仕掛けポイントとするため、 比較的短期間のトレードに向いています。

トレンド ボックス 、 出来高、各種テクニカル指標の組み合わせなどによって 仕掛けタイミングを計ります。

トレンドから判断

トレンドとは、株価の継続した方向性の事をいいます。 株価が上昇基調にあるときを『上昇トレンド』、下降基調にあるときを『下降トレンド』と呼びます。 トレンドラインは、測定する期間の高値同士と、安値同士を、並行になるように引きます。 (トレンドラインを引く際、 ヒゲ は無視します)

トレンドの判断は、注目する期間によって見方が変わるので、 『長期では上昇トレンドだが、短期では下降トレンド』などと言ったりもします。 注目する期間によって、以下のように分類できます。

  • 超短期トレンド(1日)
  • 短期トレンド(1日〜数日)
  • 中期トレンド(数日〜数週間)
  • 長期トレンド(数週間〜数ヶ月)
  • 超長期トレンド(数ヶ月〜数年)

トレンドを使った仕掛けタイミングとしては、 トレンドに沿った方向に仕掛ける『トレンドフォロー』と、 トレンドが変わるタイミングで仕掛ける『トレンドブレイクアウト』などがあります。

『トレンドフォロー』

トレンドフォローとは、トレンドに沿った方向に仕掛ける手法です。 トレンドの上限・下限を把握して、トレンドの下限から反発するタイミングで仕掛けます。 トレンド下限からの反発をしっかりと確認する前に仕掛けると、失敗するリスクが高くなります。


『トレンドブレイクアウト』

トレンドブレイクアウトとは、トレンドが変わるタイミングで仕掛ける手法です。 トレンドの上限・下限を把握して、トレンドの上限を上抜いたタイミングで仕掛けます。 トレンド上限の上抜きをしっかりと確認する前に仕掛けると、失敗するリスクが高くなります。




ボックスから判断

ボックスとは、ある一定期間を見たときに、株価が動いた上下の範囲のことを言います。 高値・安値は、瞬間的に大きく動くことがあるので、始値・終値ベースでボックス範囲 (ボックスレンジとも呼びます)を把握します。 ボックスレンジの下限や上限は、多くの投資家が投資の基準とする株価となるので、 売買も集中する傾向があります。 ボックスレンジの上限の事を 上値抵抗線 、下限の事を 下値支持線 と呼ぶこともあります。

ボックスレンジを使った仕掛けタイミングとしては、 ボックスレンジ内でトレードする『ボックスレンジトレード』と、 ボックスレンジを抜けるタイミングで仕掛ける『ボックスレンジブレイクアウト』などがあります。

『ボックスレンジトレード』

ボックスレンジトレードとは、ボックスの範囲内でトレードする手法です。 ボックスの上限・下限を把握し、ボックス下限から反発するタイミングで仕掛けます。 ボックス下限からの反発をしっかりと確認する前に仕掛けると、失敗するリスクが高くなります。


『ボックスレンジブレイクアウト』

ボックスレンジブレイクアウトとは、ボックスの範囲を抜けるタイミングで仕掛ける手法です。 ボックスの上限・下限を把握し、ボックス上限を上抜いたタイミングで仕掛けます。 ボックス上限の上抜きをしっかりと確認する前に仕掛けると、失敗するリスクが高くなります。




出来高から判断

出来高は、その株の人気度を表します。 例えば『A社が優秀な技術を発明した』と報道された場合、A社株への注目度が高まります。 本当に優秀で有望な技術であれば、多くの人がA社株を買いたいと思い、買い注文が殺到するでしょう。 買い注文が増えた結果、株価が上がり、出来高も急増します。

つまり、出来高を伴って株価が上昇するのは『実需を伴って上昇をしている』ということになり、 比較的信頼できる上昇といえます。




テクニカル指標から判断

トレンド系、オシレーター系などのテクニカル指標を使って、仕掛けタイミングを計ります。 テクニカル指標で仕掛けタイミングを計る場合、1つの指標だけを使うのではなく、 複数のテクニカル指標を組み合わせて使うのが一般的です。 代表的な買い仕掛けタイミングのいくつかを紹介します。

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスとは、移動平均線の短期線が長期線を上抜いたタイミングの事です。 ゴールデンクロスになると、短期的に買い圧力が高まっている事を表します。

ゴールデンクロスを確認した時点では、既に株価が大きく動いてしまっている事が多く、 買い仕掛けタイミングを計る指標としては、あまり実用的ではありません。

また、移動平均線の短期線が長期線を下抜いたタイミングの事を デッドクロス と言い、短期的に売り圧力が高まっている事を表します。


『一目均衡表』

一目均衡表は、非常に良く出来ていて、相場の転換点や抵抗ラインなどを計る上で、 非常に有効なテクニカル指標となります。

先行スパン1と先行スパン2で挟まれた帯を雲(または抵抗帯)と呼び、 株価が雲の上に突き抜けると買い、下に突き抜けると売りと言われています。 ( 日経平均の一目均衡表チャート


3点チャージ投資法

3点チャージ投資法とは、 移動平均乖離率 (トレンド系)、 RSI (オシレーター系)、 VR:ボリュームレシオ (出来高指標) を組み合わせた投資法です。

各ジャンルの代表的なテクニカル指標を組み合わせる事によって、足りない部分を補完し合い、 精度を上げています。 3点チャージ投資法は、本も出ているので、購入してじっくりと研究してみるのもいいかもしれません。

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著者:明地文男
出版社:徳間書店
本体価格:1,200円


■ ファンダメンタル面から仕掛けタイミングを計る

ファンダメンタル面から仕掛けタイミングを計る方法は、 企業の将来性や、財務体質などを仕掛けの理由とするため、 比較的長期間のトレードに向いています。 企業の将来性、材料、特定時期などによって仕掛けタイミングを計ります。

企業の将来性から判断

企業が行っている業務内容を調べ、将来性がありそうだと判断した時に仕掛けます。 企業の将来性を判断するには、取扱商品やサービスの市場規模・競合他社との関係・ 市場で独占的な地位を占めているか?などに注目します。

材料から判断

材料とは、株価を動かす原因や出来事(ニュースなど)の事を言います。 相場にインパクトの強い材料としては、以下のような事柄があげられます。

  • 新商品発明により収益構造がドラスティックに変わる時
  • 突発的な事故などにより、業績悪化が見込まれる時
  • 何らかの原因により、市場シェアが入れ替わる時
特定時期から判断

特定時期から判断するとは、その時期に株を購入すると、利点がある時期の事です。 配当権利・株主優待の権利落ち直前や、株式分割権利落ち直前などがあげられます。

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